谷古宇郷［ その他 ］

埼玉県草加市

徳川家康公の命を受けた関東郡代伊奈忠次が開発を命じたこともある、
幕府の直轄領

1221年（承久3年）北条氏は鎌倉の鶴岡八幡宮に戦勝祈願のため谷古宇郷の地を寄進し、以来関東武士の攻防を目の当たりにする土地となっていきました。1590年（天正18年）に小田原の北条氏が滅亡すると徳川氏が関東に転入し、翌年には柿木の東漸院に朱印状を与えました。1603年（慶長8年）徳川家康公は江戸に幕府を開き、さらに家康公の命をうけた関東郡代伊奈忠次（いなただつぐ）は、八条領立野堀（稲荷一丁目から六丁目付近）の新田開発を許可しています。大名・旗本・寺院の支配を受けましたが、多くは天領といわれる幕府の直轄領となりました。

案内情報

• 名称

  谷古宇郷

• 住所

  草加市高砂1丁目1番1号

• 電話

  048-922-2830