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掛川城[ 城・史跡 ]

静岡県掛川市

四百年以上の時を経て復元された日本初の本格木造天守閣、
「東海の名城」と謳われる美しさ
掛川城より東に500mほどのところにあった掛川古城は、戦国時代の明応六年から文亀元年の間に、駿河の守護大名今川氏が遠江支配の拠点として重臣朝比奈泰煕に築かせたと言われています。その後、遠江における今川氏の勢力拡大に伴い、掛川古城では手狭となり、永正九年から十年頃に現在の地に掛川城が築かれました。
永禄三年、桶狭間の戦で今川義元が織田信長に討たれると、永禄十一年,義元の子氏真は甲斐の武田氏に駿河を追われ、掛川城に立てこもりました。翌年、徳川家康は掛川城を攻め、長期に渡る攻防の末和睦により開城させました。家康領有後、重臣石川家成が入城し、武田氏侵攻に対する防御の拠点となりました。
天正十八年、全国平定を達成した豊臣秀吉は、徳川家康を関東へ移すと、家康の旧領地に秀吉配下の大名を配置し、掛川城には山内一豊が入りました。一豊は城の拡張や城下の整備を行うとともに、掛川城に初めて天守閣をつくりました。

案内情報

  • 名称
    掛川城
  • 住所
    静岡県掛川市掛川1138-24
  • 電話
    0537-22-1146

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