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小梳神社[ 神社・仏閣 ]

静岡県静岡市

今川義元と対面する前に立ち寄った神社
今川家人質時代の武千代(家康公)が、将来を夢見て武運長久を祈った神社が小梳神社でした。この神社は静岡で最も古い神社の一つと言われ、現在は葵区紺屋町にありますが、昔は現在の駿府城内(三の丸が拡張される以前の場所)にあって、駿府城の守護神としても祀られていました。神社の歴史は古く、大宝令(古代の法律で、土地は国家の所有とされた)が定められ駿府の近くには横田駅が設けられましたが、この神社はその守護神として信仰されていました。
また、祇園信仰が全国的に広まると、神社の名前も「少将井宮」とも呼ばれました。慶長十二年(1607)の家康公の駿府城拡張のため、神社は現在地に収まった経緯があります。
駿府で人質生活をしていた家康公は、祖母の於大の方のとこの神社にお参りしては、武運長久を祈願したと言い伝えられています。境内には駿河の地誌を克明に編纂した、駿府の偉大な学者新庄道雄の碑(静岡市文化財)があります。

案内情報

  • 名称
    小梳神社
  • 住所
    静岡県静岡市葵区紺屋町7-13
  • 電話
    054-252-6660

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