Information that is famous in connection with Ieyasu
臨済寺[ 神社・仏閣 ]
静岡県静岡市
- 竹千代君の「手習いの間」
- 今川家菩提寺で、家康公が今川家人質時代に出入りしたお寺。徳川との関わりは極めて深く、臨済寺開山雪斎禅師は、早くから家康公(当時は竹千代)の才能を見出していたことが京都妙心寺の記録(『妙心寺史』)に残されています。家康公は雪斎禅師に勉学を学び、武将としての経綸(大将としての倫理哲学の教え)の基礎をここで身に附けたといいます。臨済寺には家康公手習の間があります。
方丈は国の重要文化財で、家康が正親町天皇の勅命を受け、天正15年(1587)に建てられました。静岡市内では清水区大内霊山寺仁王門に次いで古いものです。方丈裏山の庭園は国の名勝。庭には家康公御手接ぎの梅の古木「西湖梅」や「唐椿」があります。
千鳥図屏風は県指定文化財で、元和2年(1616)家康が田中城で鯛のテンプラを食べて発病し、駿府城に帰って療養していた時の見舞いの勅使が、臨済寺に宿泊した時に使われた物といいます。

案内情報
- 名称
- 臨済寺
- 住所
- 静岡県静岡市葵区大岩町7-1
- 電話
- 054-245-2740