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足利学校[ その他 ]

栃木県足利市

家康公との結びつきが強く、幕府より百石の朱印地を賜った日本最古の学校
足利学校の創建説はいくつか説があり、奈良時代の国学の遺制であるという説や、鎌倉時代の初期に鑁阿寺を開いた足利義兼(足利尊氏六代の祖)が建てたという説などがあります。学校の歴史が明らかになるのは室町時代中期以降で、室町時代には、儒学、特に「易」について学校に学んだ僧は非常に多く永正年間(1504~1520)から天文年間(1532 ~1554)には学徒三千といわれ、事実上日本の最高学府となり、第7世玉崗瑞璵九華の30年間にわたる在任中もおおいに発展しました。 室町時代の最後の庠主は、第9世閑室元佶三要で徳川家康公の信任が厚く、徳川家康公が京都伏見に建立した瑞巖山圓光寺の開山となり、徳川家康公の下で「詩経」の講義、漢籍の出版、近畿地方の寺院の統制、外交文書の作成等に活躍しました。このようなことから閑室元佶と家康公との結び付きが強く、足利学校は幕府より百石の朱印地を賜りました。

案内情報

  • 名称
    足利学校
  • 住所
    栃木県足利市昌平町2338番地
  • 電話
    0284-41-2655

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