ゆかりの情報Information that is famous in connection with Ieyasu

大中寺[ 神社・仏閣 ]

栃木県栃木市

徳川家康公の信任厚く、寺領百石の御朱印を賜った寺院
久寿年間(西暦1154年)開創された大中寺は歴史ある寺であり、江戸時代に徳川家の信仰の厚かった寺で、雨月物語の中に登場します。境内には、「不断のかまど」「油坂」「根なしの藤」「馬首の井戸」「不開の雪隠」「東山一口拍子木」「枕返しの間」などの七不思議の話が伝わっています。その後、延徳元年(西暦1489年)、快庵妙禅師が曹洞宗の寺として再興し、今日に至っています。 江戸時代、9世柏堂和尚は寺領百石の御朱印を賜るなど徳川家康公の信任を受けました。以後、江戸末期に至るまで、天下の曹洞宗寺院の管理にあたる三寺院(これを関三刹という)の筆頭の寺として、天下に号令する地位にあり、11世紀宗演和尚のころには、幕府から曹洞宗天下大僧録に任ぜられ太平山大中官寺と号して、江戸品川に天暁院という宿所を置いて事務をとり、宮中に参内して禅師号を賜っていました。

案内情報

  • 名称
    大中寺
  • 住所
    栃木県栃木市大平町西山田252
  • 電話
    0282-43-2116 (大中寺)

栃木県TOPページへ戻る